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神経内科ブログ 頭痛

今回は、現在経験した事が無い人は、ほとんどいない頭痛についてです。

日々、様々な症状を診させていただいていますが、当院では頭痛単独の訴えで来院される患者様は僅かで、眼科

系・神経内科系・心療内科系疾患で来院される患者様が「実は頭痛でも悩んでいます。」と訴えられ主訴の症状

以外での、頭痛に対する施術を受けられる方々がほとんどです。

かなりの患者様が、市販の薬を服用され、1週間の半分以上の服用をしていても、医師の診察を受けておらず、服用期間が年単位で長期化しており長い方は10年以上、その状態で

社会生活を続けている事に驚きました。現在テレビCMでも盛んに頭痛薬の宣伝をしていますし、私も外出先での急な頭痛に全国どこでも手に入る頭痛薬のお世話になることがあり、

長期の出張時には必ず市販の頭痛薬を携帯していました。

原則薬は短期間の服用となっており、もし症状が継続するようであるならば専門の医科に相談する事が基本です。慢性の頭痛でお悩みの方は、まず専門医の診断をきちんと受けるべき

だと当院では考えています。(重篤な病気の心配を排除する事が最も大切です)

 前置きが長くなりましたが、頭痛の中で鍼灸治療の適応は、1次性頭痛です。主に偏頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛等の慢性頭痛、又は2次性頭痛の元の疾患後遺症での頭痛です。

2次性頭痛とは、頭部・頸部外傷による頭痛、脳卒中による頭痛等。)

一般的に頭痛の治療法は薬物療法がメインとなります。あとは、睡眠バランス、食事、サプリメント、ストレス、疲労をためない、姿勢を良くするようにと、慢性頭痛に対するアドバ

イスがありますが、頭痛に悩む世代で現在の社会情勢では、よほど気を付けなければ積極的な予防には結びつかないと思います。

 当院来院の患者様でも、眼科鍼灸で約8割、心療内科系鍼灸で約9割の方が頭痛を訴えています。その中で3ヶ月間以上通院された患者様のほぼすべての方から程度の差が有りますが症状の改善がみられ、

「頭痛が改善されるとこんなに気分が良いのか!」

「頭痛が改善され積極的になった!」

と言っていただいています。

頭痛に対する当院の考え方、施術方針。

一般的に一次性の頭痛を大まかに分けると、片頭痛(偏頭痛)、緊張型頭痛、群発頭痛、その他の頭痛と最近では薬物乱用頭痛の患者様も増えています。

その原因(きっかけ)ですが、社会環境、VDT作業、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、自律神経失調、疲労、気候、姿勢、筋の緊張による血管、神経の圧迫、

極端な運動不足、循環障害、睡眠障害、飲酒、喫煙等様々言われていますが、頭痛発生のメカニズムも完全解明していないのが現状です。

 主な治療法は、生活習慣改善指導と症状に合わせた医科での処方薬や薬局で販売されている頭痛薬が主で、鍼灸施術を選択する方は、残念ながらほとんどいません。

頭痛に対する施術は、頭痛症状だから頭部や頚部のツボにただ鍼やお灸をするだけではなく、その元(原因)の症状を改善すれば症状が改善すると考えます。(もちろん実際の施術では頭部の頭痛改善関連穴への施術はします)

 少し極端な「たとえ」ですが、頭部を手に置き換えてみましょう。

※(眼科鍼灸のページで画像があります)←ここをクリックしてください。

血圧を測るとき肘(ひじ)にカフを巻きます。そしてポンプで加圧します。その時指先に圧迫感や痛みを感じるはずです。

肘から先がカフの圧力によって血流障害をおこし圧迫感、痛みを感じます。手先をさすろうが、動かそうが圧迫感、痛みは取れません。

しかし、カフをベリっと外すと圧迫感、痛みがスッと取れます。手先に問題があるのではなく、カフによる圧力により指先の圧迫感や痛みを感じます。

本題の頭部、頭痛も同じ原理と当院では考え結果を出しています。頸部の強い筋硬結、頚椎の生理的湾曲を超えた強い湾曲や、ストレートネック等は神経の圧迫や血流循環の障害になります。

頭痛で悩む方のほとんどが、首肩こりを訴えており本人の自覚が無くても頚肩部~背部に筋硬結があります。

頸部の過緊張を改善し神経、血管等にかかる物理的な要因を身体の元から改善、除去すれば頭部にかかる圧力〈血圧〉をスムーズに排出し頭痛の原因となる血管の拡張は抑えられ頭痛症状は改善されます。
 

マッサージや指圧等で症状が改善されるのは頸部に付随する筋の緊張をほぐす事によって頭部の血流循環が改善され筋の緊張が緩和する事によりますが、マッサージや指圧でも症状の

改善がみられない、または、その時だけですぐに症状が再発する場合は、頸部、肩背部の慢性的な筋硬結がありその結果、正常な頸部の生理的湾曲が保てずより頸部に負担のかかる頭痛を誘発する姿勢になっています。

固い筋肉を強い力で無理やりほぐすと筋繊維を痛め、毛細血管をも痛めてしまい、より代謝の悪い固い筋肉になってしまいます。施術直後は調子が良いがすぐに元に戻りかえって症状が悪化する例もあります。

 

当院では1976の年開業以来の施術特徴である全身施術を様々な※1鍼と、手間はかるが温熱効果の高い※2灸頭鍼(きゅうとうしん)、電子温灸、直灸等の温熱刺激で各ツボを介し

経絡(けいらく)的又は直接的に関係する筋肉、臓器等にアプローチします。※1各お灸は火傷、火傷跡は残りません。※2鍼は日本製の最高級品使い捨てを使用しています。ほとんど痛みを感じませんが、鍼を使用せずお灸のみのコースも用意しています。

また、鍼灸専門院ですが、症状改善補助の為に、吸角(負圧をかけた血流の改善、筋硬結の除去等)、ストレッチ(主にダイナミック、スタッティックストレッチ)、オイルマッサージ等、出来る限りの施術を取り入れ早期の症状改善を目指します。
 

全身施術をする事で消化、吸収(薬効促進作用もあります)、排泄のバランス調整や、さらに血流(血液の状態)を改善し代謝(基礎体温)を上げ、自然治癒力を最大限に高めることで慢性的な頭痛症状の改善と本人の持つ最高のパフォーマンス引き出す事を目指しています。

 専門の医科や大学病院でも症状が改善されず悩んでいる方は、西洋医学にプラスして、東洋医学的施術の鍼灸を試してみてはいかがでしょうか?

 

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2024年4月25日
5月のお休み案内
3・4・5・6日と19日はお休みです。

12日・26日(日曜日)は、朝9:50より受付を開始させていただきます。
 
2024年4月1日
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14日・28日の日曜日はお休みです。

7日・21日の日曜日と29日(昭和の日)は、朝9:50より受付を開始させていただきます。
 

認定薬剤師より

緑内障で悩まれている患者様へ
私が勤務している薬局には、緑内障の
治療でおかかりの患者様が大勢いらっしゃいます。
緑内障は、進行すると視力を失う可能性のある疾患であり、深刻な面持ちで、私ども薬剤師に相談してくる患者様も少なくありません。
 

患者様施術後アンケート

眼科系・心療内科系・神経内科系のアンケート・症例もご覧下さい。
同じ様な悩みを抱えて、鍼灸施術を受けた感想等多くの症例があります。

院長ごあいさつ

大内 民司

緑内障・複視・黄斑変性・眼瞼下垂・けいれん・眼精疲労眼科疾患に付随
する頭痛頭重感、パニックなどを長く扱っている院です。様々な不安をお聞かせ下さい。長年の経験、実績から最善の提案をさせていただきます。

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