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視野検査鍼灸で改善で、紹介させていただいた患者様の経過報告をさせていただきたいと思います。
下の検査結果は2019年3月23日から現在(2021/7/14)までの5回の(途中2回はVFItrendのみです)データです。
通院間隔は1ヵ月に1回です。一時的に症状の停滞がありましたが、
5回の視野検査を見ると経過は良好だと思います。検査表の下で考察をしたいと思います。
上の検査結果が右目、下が左目です。
両眼共、若干のばらつきはありますが、2019/3/23の検査日と2021/7/14を比較
グレースケールを見ると両眼共黒色・グレーが減り白色が増え見た目でも改善傾向がわかります。
また、VFI(visual field index)・MD(mean deviation)・PSD(pattern standard deviation)すべての数字が若干ですがよくなっています。特にMD値では、初期-6以内・中期-6~-12・後期-12以下で見ると右目が後期から中期に、左目が中期から初期に数字上改善しています。
さらに、VFI進行速度(予想)、病状を測定、数字化(%で表示0<100)し、その数字をグラフにして緑内障の進行具合、将来を予想するものです。通常緑内障は進行性ですので、マイナス表示ですが、本症例の場合プラス表示になっています。(鍼灸施術をすると本症例の様に若干の改善があります。しかし、ある一定までの改善はありますが、継続的な改善はありません。壊死した神経は戻りません。しかし壊死の手前で弱っている神経は改善が見込めます。本症例の様に数値で確認できます。)
検査結果に疲労や集中力の低下が影響する事もありますが数字の上でも緑内障で将来に不安を抱えている患者様にはとても前向きなことだと思います。
本症例の患者様は、点眼薬での適切な眼圧コントロール上手くできており、プラスして鍼灸施術を取り入れたことが現在の状態につながっていると思います。
緑内障は進行性疾患です。現在治療法は眼圧を下げることを目的とした点眼薬やレーザー・手術が基本です。
眼疾患のほとんどが加齢性慢性進行疾患です。加齢性とは、生理機能の低下を言います。生理機能とは消化、吸収、排泄を指し、年を重ねるとその効率が低下します。鍼灸施術はその生理機能を上げることを目的の一つにしています。
また、代謝を上げる事による血流の改善、物理的な血流障害(強い首、肩こり)を取り除く事で、良質な血液(栄養と酸素を豊富に蓄えた)を視神経や網膜等に運び栄養面と老廃物を積極的に排出することで緑内障症状の維持、改善に貢献できると思います。(さらに詳しい説明は下の眼科鍼灸をクリックしてください。)
緑内障に悩む方は、常に不安感を抱き、何か他にいいことが無いか?と様々な療法、サプリメントなどを探していると思いますが、鍼灸施術は副作用がなく安全な施術です。緑内障に付随する症状にも効果が期待でき、結果美容効果も得られます。医科での治療にプラスして鍼灸施術を取り入れることは、緑内障治療をされている方には有益だと思います。
緑内障で悩まれている患者様へ
私が勤務している薬局には、緑内障の
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緑内障は、進行すると視力を失う可能性のある疾患であり、深刻な面持ちで、私ども薬剤師に相談してくる患者様も少なくありません。
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